

お子さんのお薬の中で、最も保護者が管理することが多い「熱さましの座薬」。
忘れた頃に冷蔵庫の奥から出てきて「いつの?誰の?使えるの?」と迷ったり、病院でお医者さんに「熱さましの座薬は残りがありますか?」と聞かれて、「あ…、ない…ので、下さい」なんてちょっと焦ったりした経験ってありませんか?今回は、その「熱さましの座薬」についてお話したいと思います。
まず、基本的な使い方ですが、ポイントは3つ。①使う体温の目安は38.5℃。②元気があるうちは使わずに様子を見る。③一度使用したら6時間前後は間隔をあける。(※1)この辺りは、薬局でも説明があると思います。
さらに、もうちょっと生活に踏み込んだところで言うと、「冷蔵庫に残っている座薬が使えるか、使えないか?」 ですが、ここで考えないといけないことは2つ。①いつ、誰がもらったものか?②その時点でのその子の体重は何キロだったか?です。
まず、①ですが、これは薬の袋にも記載されているし、お薬手帳があれば記録が残ります。もらった時点で「○年○月:名前」を座薬に書いておくとベターですね。そこから半年くらいは基本的に使用に問題ありません。(※2)
次に②ですが、ここが最も重要です。前提として知っておくと便利なことは、「子どもの薬は体重でその量を決める事が多い」という事。5歳以上になるとそれほど急激に体重が増えることはありませんが、年中以下、特に2歳までは体重の増え方が早いので、半年前にもらった座薬では、量が少なく効果が落ちる事も考えられます。むやみに使わず、分からないときは、医師や薬剤師に聞いてください。
ちなみに、子どもによく使う「アセトアミノフェン」という薬の使用量の目安は、【アセトアミノフェンとして10~15mg/kg/回】です。(※3)具体的には10kg(1歳)のお子さんで100mgの座薬1本~1本半(もしくは200mgの座薬1/2~2/3本)ということなのです。これを覚えておくと便利ですね。
いかがだったでしょう。「子育てに薬立つ(やくだつ)話」。今後も、薬局での説明より、もう一歩踏み込んだ薬の話をしてきます。あなたの子育てが、少しでも楽になりますように♪
(※1)座薬の種類によっては空ける時間が異なったり、1日2回までと決められている物もあります。
(※2)正確な使用期限はきちんとあります。必ず処方された薬局で聞いてください。
(※3)2007年10月時点で、この使用量の目安が公表されました。
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